娘が通う幼稚園では、月に1回、その日1番頑張った子に「頑張り賞」がプレゼントされます。ゴールデンウィーク明け、娘が初めて頑張り賞をもらいました。その日はちょうどお迎えに行ける日だったため、とても喜んでいる娘に会うことができました。年中から幼稚園に通う娘にとって初めての体験でした。その日は体操で鉄棒があり、初めは泣いてしまったようですが、先生の補助のもと初めて前回りをしたとのこと。他の子は自分で回れる子もたくさんいる中、娘の頑張りを認めてくれた先生に感謝です。
頑張る経験は、自分を一歩前に進めるために不可欠なことだと思います。勉強でも仕事でも運動でも。私はこれまで何を頑張ってきたか。小学校はオーケストラ、サッカー、ソフトボール。中学校、高校はサッカーと受験勉強。大学はサッカーと病院実習、卒業試験、国家試験など。頑張る機会はたくさんありましたが、正直どれも中途半端で終わった気がします。唯一胸を張って頑張ったと言えることは、医学部進学を諦めきれず、関東の大学で仮面浪人をしていた頃のことです。こたつに座椅子をくっつけ、起きて勉強、そのまま寝てまた起きて勉強。眠さを我慢して大学の単位を取る日々。その時の頑張りのおかげで今があると思うと、頑張ってよかったなと思います。
頑張りが報われないこともあるでしょう。しかし、頑張ったことは無駄にはならず、頑張ってできなかったことは失敗でもない。次のステージに上がる自分を築き上げていく過程なのだと考えるようになりました。
娘はどんな人生を生きていくのか。失敗を失敗と捉えず、常に前向きな気持ちを持ってもらいたいものです。
娘よ、(無理のない範囲で)頑張れ。ひらがなも数字も、鉄棒も縄跳びも一緒に練習しよう。
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