我が家は3週間に1回、水32リットルをAmazon定期便で購入しています。奥さんが常温の水を好んで飲むことと(麦茶があまり好きではない)、震災への備えを兼ねています。
娘は、ほとんど大人と同じ食事を摂っています。栄養の大部分がミルクだった頃、自分の住む地域で震災があり、断水となった時を想像するととても心配になりました。大人は少しの間であればどうにか凌げるかもしれません。予備能力も子どもよりはあります。しかし、小さな子どもがいる状況での震災はやはりとても大変だと思います。
子どもがいる状況での震災への備えについて簡単に記しました。
食事
非常食として栄養価の高い缶詰や、保存食を備えておきます。また、子どもが好きな食べ物や栄養バランスを考慮したものを準備しておきたいです。
ミルクの場合 水、粉ミルク、哺乳瓶、水を沸騰させるためのやかん・鍋、カセットコンロなど
離乳食の場合 温め不要のベビーフードなど
西松屋、アカチャンホンポなどで買い物をするとき、どんなものであれば電気、水道がない状況でも子どもに食事を与えることができるか、考えながら買い物をしていました。
水
飲水、カセットコンロで簡単な料理をするため、ミルクを作るためなどに必要です。お風呂が使えない時の清拭にも使えます。
農林水産省のホームページを見ると、一人当たり、1日に必要な水は「3リットル」との記載があります。最低3日分、3人家族とすると、27リットルです。
薬
子ども用の薬、絆創膏、消毒液、包帯などを含む応急処置キットを用意します。
子どもがアレルギーを持っている場合は、その薬も備えておく必要があります。
慢性疾患をお持ちのお子さんについては、内服薬の中断が命に関わることもあります。主治医、薬剤師との連携が大切なことは言うまでもありませんが、災害時に薬をすぐに手に入れられない状況も想像できます。薬局が被災した、流通が制限されている、特殊なお薬で普段の薬局以外に在庫がないなど。悪いケースを想定し、備えることが大切です。
衣類、寝具
子どもの成長に合わせた衣類を用意し、必要に応じて温かい寝具も準備します。天候が不安定になることも考えられますので、防寒対策も忘れずに。
娯楽、安心感
震災時には子どもが不安になりやすいです。お気に入りのおもちゃや絵本、動画が見られるタブレット(充電の問題はありますが)、家族の写真など、子どもが普段使ったり見たりしているような安心感を与えるアイテムを用意しておくと良いでしょう。
重要書類
かかりつけ医ではない病院を受診するとき、お薬手帳・母子手帳があると、医療者はそこから情報を得ることができます。お薬手帳はアプリで保管しているご家庭もあるため、受診の際は提示をお願いします。
避難計画
家族で避難計画を立て、定期的に避難訓練を行います。子どもにも避難時の振る舞いや場所を理解させることが重要です。
先日、水が届きました。定期的に届くようにしておけば、その都度、備蓄の確認ができ、いつか起こり得る災害のことを考える、良い機会になると感じました。
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